怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
洒落にならない『いたづら』
お気に入り
961
36
0
中編4分
集英社の春マン!!2024開催中
ジャンプの漫画が50%ポイント還元!さらに期間限定で無料で読める人気作品もあります。詳細はこちら
コピー
「洒落にならない『いたづら』」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
信じてくれないかもしれないけど、一応書いてみます。 自分でもこの話が、夢か現実かがはっきりわからないのです。今から10年くらい前の話です。 僕は小学5年生でした。夏休み、埼玉県で1人暮らしをしているおじいちゃんの家に遊びに行きました。 1週間くらいおじいちゃんの家に泊まりました。そして、自分の家に帰る日が来ました。 帰り際におじいちゃんが昔使ってた双眼鏡を僕にくれました。おじいちゃんが家を掃除してたらタンスの奥のほうから出てきたので、今は使わないからって僕にくれたそうです。 僕はそれを家に持ち帰りました。その双眼鏡はとても遠くのものが見えました。 僕は家のベランダから、双眼鏡を使ってよく空を眺めてました。青空や雲や月や星を観るのが毎日の週間になっていました。 そして、ある夜、僕はちょっとした好奇心で、双眼鏡で人の家を覗いてみました。ほとんどの家はカーテンをしめてますが、あるアパートの一室だけカーテンが閉まってない部屋がありました。 閉まってないと言うか、カーテンが無かったようです。そのアパートの部屋には女の人が一人暮らしをしてるようでした。 僕は、その家を毎日覗くようになりました。いつも女の人が1人でいます。 その人は20歳くらいで、とてもキレイなひとでした。僕は、毎晩、双眼鏡でその人の家を覗いてました。 そんな日が3ヶ月くらい続きました。ある夜、僕はいつもどうり、アパートの女性の部屋を覗いていました。 この日は部屋が暗かったので、まだ女性は帰宅してないようでした。すると、女性の部屋の電気がつきました。 僕は帰宅したんだと思い、双眼鏡を覗きました。覗いてみると、女性はいましたが、みたこともない男性の人も一緒にいました。 ぼくは、誰だろうと思いましたが、たいして疑問に思いませんでした。だけど、男性は1週間に2、3回、女の所に来るようになりました。 男はそのアパートで一晩過ごす日もありました。なぜだかわかりませんが、僕はだんだんその男に腹が立ってきました。 その男がムカツク存在になってきました。僕はその男を脅かしてやろうと思いました。 「女のアパートに来るな!」と言う意味で警告してやろうと思いました。そして、考えついたのが、男がいつも乗ってくる車にいたづらしてやろうということでした。 その男は、いつもアパートの隣に建っているマンションの前に車を停めます。ある日、僕は、そのマンションの8階くらいから男が車で来るのを待ちました。 そして、1時間くらいたったら男がいつもどうり車でやって来ました。そして、いつもどうりマンションの前に車を停めました。 男は車から降りて、隣のアパートに入っていきました。その時の時間は、午後4時くらいでした。 まだ空は明るいのに、あまり人がいません。僕は、今いたづらを実行しなかったら、もうチャンスは無い・・・と思いました。 だけど、いたづらと言っても、何をどうするかまでは考えていませんでした。その時、目に入ったのが、マンションの廊下に掛かっていた消火器でした。 今、僕はマンションの8階にいます。そこから、男の車に消火器を落とせば確実に車はダメになると思いました。 だから、僕はさっそく消火器を落とそうとしました。だけど、少しためらってしまいました。 そして、落とそうか迷ってるうちに、小学校低学年くらいの少年が2人、自分の方に向かって歩いてきました。僕は自分で消火器を落とすのが怖かったので、その少年に落とさせようと思いました。 僕は少年2人をよびました。少年は僕の所に近づいてきました。 そして僕は「この消火器を下の車に落としてみ!面白いよ!」と言いました。だけど、少年2人は少し怖がっていました。 なので僕は、「じゃあ、あの車にあてたら、イイ物あげるよ」と言いました。すると、その少年は少しためらいながらも消火器を落としてくれました。 落としたのはいいのですが、その消火器は狙いがはずれて、車に当たらないで、マンションの1階で遊んでいた女の子の頭に当たってしまいました。僕はその後の記憶がありません。 気付いたら自分の部屋の布団の中で震えていました。僕は警察に捕まるんだ・・・とずっと思っていましたが、10年たった今も警察は来ていません。 というか、その時の記憶があまりないのです。だから、僕の夢なのかもしれません。 だけど、おじいちゃんから双眼鏡を貰ったのは確かです。あれ以来、双眼鏡であのアパートは覗いていません。 マンションから消火器を落としてしまったのは、夢なのかなぁ・・・マンションから消火器を落として少女が死亡したなんてニュースは聞いたこと無いし・・・
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
この話は怖かったですか?
怖かった36
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
いま注目されてる怖い話
実際にあった怖い話 どすこいスピリチュアルSpecial 事故物件編 (ヤングキングベスト)
意味がわかると怖い話 65話
コワい話は≠くだけで。 1 (BRIDGE COMICS)
実際にあった怖い話 2024年1月号
フォロワーさんの本当にあった怖い話 分冊版 : 5 (webアクションコミックス)
コワい話は≠くだけで。 2 (BRIDGE COMICS)
前の話:【洒落怖】洞窟にて
次の話:【洒落怖】供養してない水子が2体
怖い話 No.8909
【洒落怖】誤配送
997
39
短編2分
怖い話 No.17788
【洒落怖】祖父らしき人影
1328
21
短編1分
怖い話 No.21228
【洒落怖】震災時の出来事
1376
19
中編3分
怖い話 No.9085
【洒落怖】黒い人型
1913
42
怖い話 No.1534
【洒落怖】不調のエレベーター
1679
47
怖い話 No.1231
【洒落怖】寝室のドア
1252
16
1
怖い話 No.737
【洒落怖】廃工場探検
1893
54
怖い話 No.22669
【洒落怖】ガラス張りの建物
411
9
怖い話 No.7538
【洒落怖】事故原因
1535
37
怖い話 No.21252
【洒落怖】裏稼業の人間
1484
34
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着洒落怖
留守番電話
舞台学科による演劇
分譲現場
謎の会話
たけのこ掘り
かんのけ坂
4階のベランダから落ちた友人
林間学校で登山
自転車に乗っている夢
雄別炭鉱
運動会?
坪の内
新着コメント
しほさん
北海道にある祖母の家
首刈り地蔵
普通の彼女じゃない
ババさん
牛女の予言