怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
山道の信号
お気に入り
1543
40
0
短編2分
Audibleが1ヶ月無料キャンペーン中!
Audibleならホラー小説やミステリー小説をプロ声優が朗読してくれます。Audibleのおかげで通勤や待ち合わせなど退屈な時間が楽しみになりました。詳細はこちら
コピー
「山道の信号」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
友達の話。ある時、温泉好きの彼は地方で気ままなドライブ旅行をしていた。「夜の方がね、距離を稼げるし・・・・」人出も交通量も少ない夜の方が、ドライブは快適だ。ある峠に差し掛かった所で、彼は信号に引っ掛かった。人間とは変な生物で、街中では一つでも信号をやり過ごそうと黄色信号でアクセルを踏んだりするものだが、こんな人家の灯り一つ見えない山道の信号だと、却って律儀に停まってしまう。 「最近はこんな山奥でもLED信号なんだなぁ」見ているうちに変な事に気付いた。信号の所には横断歩道も脇道も無い。何の為に彼を停めているのか不明なのだ。第一、ここは山肌にへばりついた道で、右の崖も左の谷も四つん這いでも登れない様な急斜面。脇道など作り様も無い。あれっと思った瞬間、それが通り過ぎた。「ドドドドッとね、百鬼夜行が山肌を駆け下りてきた」ヘッドライトが照らす中を、物凄い勢いで異形の物の怪の集団が駆け下りてゆく。「月並過ぎて誰も信じてくれないんだけど、鬼やら牛頭馬頭やら火炎車やら」あまりに速くて何が何やら、確認できたのはそれだけだったが、「大半は水木しげるの漫画でも見た事も無い奴らだった」あっけにとられた彼が我に返った時には、集団は通り過ぎていた。ヘッドライトが届くか届かないかという距離に巫女さんが立っていた。美人だったそうだが、「綺麗というより端正過ぎて凄味ばかりが印象的な」巫女さんは彼に深々とお辞儀をした。と同時に、今までLED信号と思っていた赤い灯りがパッと散って、二、三回、ホタルのように瞬いて消えた。巫女さんも居なくなっていた。「その後はまさしく“下り最速”だったね」何故か一週間ぐらいはバカヅキで、いろいろ美味しい思いをしたそうだが、それも十日もすると元に戻ってしまったそうな。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
この話は怖かったですか?
怖かった40
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
いま話題のホラー漫画
憑きそい (扶桑社コミックス)
禍話 SNSで伝播する令和怪談
光が死んだ夏 1 (角川コミックス・エース)
ゾゾゾ変 (1) 【電子限定カラーイラスト収録&電子限定おまけ付き】 (バーズコミックス)
僕が死ぬだけの百物語(1) (サンデーうぇぶりコミックス)
コワい話は≠くだけで。 1 (BRIDGE COMICS)
前の話:【じわ怖】カメラに映る人影を消す
次の話:【じわ怖】麓の方
怖い話 No.12609
【じわ怖】真っ暗な道
1557
15
短編1分
怖い話 No.19246
【じわ怖】完全な隔離
1387
50
1
長編6分
怖い話 No.21962
【じわ怖】生血を吸う
911
25
中編3分
怖い話 No.20780
【じわ怖】知り合いの大工の話
851
38
怖い話 No.5248
【じわ怖】積年の恨み
1303
33
怖い話 No.3923
【じわ怖】その晩は雨が強く降っていた
1736
37
怖い話 No.5871
【じわ怖】病院の二人部屋からうなり声
1148
怖い話 No.4735
【じわ怖】速攻で眠れるワザ
1751
怖い話 No.5107
【じわ怖】村にある立派な空家
1002
54
怖い話 No.4267
【じわ怖】夏みかんの木の神様
1382
31
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着じわ怖
S奈のお父さん
カーナビの示した位置
ベランダに女の影
国産うなぎ
マンションの屋上
占い師
窓に立つ男
幽霊の正体
自殺頭痛
友達からの葉書
医学は万能じゃない
嫁の日記を読んだ
新着コメント
牛の墓
不思議
まんじゅうのせい
調理中
中年男性との交流
終わらない夢
取り囲まれた家
サキちゃん