怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
缶けり
お気に入り
1849
35
0
短編2分
Audibleが1ヶ月無料キャンペーン中!
Audibleならホラー小説やミステリー小説をプロ声優が朗読してくれます。Audibleのおかげで通勤や待ち合わせなど退屈な時間が楽しみになりました。詳細はこちら
コピー
「缶けり」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
もう十年以上前に、大学のクラブで合宿に行ったとき、 同級のSが「あまり話したくない」と言いつつ、不思議な話をしてくれた。 Sが小学生だった時、友達7人と近所の公園で缶けりをして遊んでいた。 Sともう一人の友達はすぐに鬼に見つかってしまい、 鬼と一緒に他の子を探していた。 その公園には本物の古い機関車が置いてあったんだが、 その陰にN君が隠れているのを鬼が見つけた。 鬼は「見つけた!」と叫びながらN君を追いかけた。 Sともう一人の友達も鬼についていった。 N君は走り出して、機関車の裏側の方に曲がった。 3~4m後ろから鬼とS達も続いて曲がった。 時間にして1,2秒の違いで。 しかし、そこにはN君はいなかった。 どこかに隠れるほどの時間はなかったはずなのに、 曲がった瞬間、N君の姿は消えていた。 S達は念のため機関車や周辺も探したが、どこにもいなかった。 S達3人はN君が隠れたんじゃなくて、 消えてしまったんだとわかっていた。 他の子達がどんどん見つかっていく中、 N君だけは出てこなかった。 N君は最後まで見つからなかったが、 小学生だったS達は不思議に思いながらも、 そのままみんな帰宅してしまった。 そして、その晩遅く、Sの家に警察がやってきて、 N君がまだ家に帰ってないことを知った。 Sは事情を聞かれて、N君が目の前で消えてしまったこと説明した。 警察は、一緒にいた他の2人にもすでに話しを聴いていたらしく、 N君は誰かに誘拐されたんだろう、という線で調べているようだった。 機関車の陰にいた誰かがN君を捕まえてさらっていった、 というような感じで推測しているようだった。 「誘拐じゃなくて消えちゃったんだ」 と何度も説明したが、相手にしてもらえなかった。 結局、誘拐事件ということで捜査は進み、後日、新聞にも出たらしい。 Sはその後、何度も警察から事情を聴かれた。 警察はあくまでも誘拐として捜査し続けていたが、 結局、何の進展もなく、もちろんN君も見つからなかった。 Sは今でも、消える直前のN君の表情が忘れられないそうだ。 後ろを振り向きながら鬼から逃げる、引きつった顔を。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
この話は怖かったですか?
怖かった35
ツイートする
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
ひっそりと話題になってる心霊系の本
訳アリ心霊マンション 2巻【電子特典付き】 (バンチコミックス)
心霊探偵八雲 INITIAL FILE 幽霊の定理 (講談社文庫)
訳アリ心霊マンション 3巻【電子特典付き】 (バンチコミックス)
心霊物件に住んじゃった (本当にあった笑える話)
幽霊インタビュー完全版: 怪談界の歴史が変わる
不動清の心霊物件ファイル case・1 忌み地 (素敵なロマンス)
前の話:【じわ怖】中部地方の集落
次の話:【じわ怖】義理の姉
怖い話 No.11759
【じわ怖】幸せそうな家族
3392
40
短編1分
怖い話 No.13487
【じわ怖】オタ友
1017
41
中編4分
怖い話 No.4337
【じわ怖】立ち止まれ!
1106
怖い話 No.5047
【じわ怖】入院中の記憶
1524
32
怖い話 No.15569
【じわ怖】このワンちゃん可愛いね、欲しいの?
1441
46
怖い話 No.18624
【じわ怖】運んでくれた女の子
861
34
怖い話 No.3933
【じわ怖】隣で夫婦喧嘩
2371
30
怖い話 No.5196
【じわ怖】銃創
944
31
怖い話 No.13769
【じわ怖】無人のクリーニング会社内
1206
39
怖い話 No.12033
【じわ怖】山伏の祟り
1270
1
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着じわ怖
S奈のお父さん
カーナビの示した位置
ベランダに女の影
国産うなぎ
マンションの屋上
占い師
窓に立つ男
幽霊の正体
自殺頭痛
友達からの葉書
医学は万能じゃない
嫁の日記を読んだ
新着コメント
調理中
中年男性との交流
終わらない夢
取り囲まれた家
サキちゃん
冒険生活送ってた
近所に火葬場が出来た