怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
2年付き合っていた彼女
お気に入り
1425
44
0
中編4分
Audibleが1ヶ月無料キャンペーン中!
Audibleならホラー小説やミステリー小説をプロ声優が朗読してくれます。Audibleのおかげで通勤や待ち合わせなど退屈な時間が楽しみになりました。詳細はこちら
コピー
「2年付き合っていた彼女」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
2年付き合っていた彼女がいた。 ある日、夜遅くに寝ようと暗い部屋で横になってたら、 急に空気が 「ピーーーーーーーン」 って感じに張り詰めた感覚になって、 息ができない感覚に陥って、そのまま気を失った。 死ぬんだ、と思った。 翌朝、普通に目が覚めた。 昨日の死にかけた思いは何だったんだよーって思って、 とりあえず携帯みた。 普段ならモーニングメール的なものが彼女から来てるんだけど、 その日はメールがなかった。 忙しいのか寝坊したのかな? って思って、特に気にせず出社。 昼休みに携帯確認してもメールがなくて、 おかしいなー?と思って、 こっちからメールしてみた。 そんでまた仕事で、 中休みに携帯見たらメールが来てた。 彼女からではなく、 送信エラーのメールだった。 あれ?何かミスって送ったか?と思って、 何処に送ってエラーで返ってきちゃったのかチェック。 彼女宛に送ったメールがエラーで返ってきてる。 そんなの一回もなかったので、 おかしいなぁとは思ったんだけど、 とりあえずもう一回送ってみた。 今度はすぐにエラーでメールが返ってきた。 アド変えたのか?そう思って、 仕事終わってから電話してみた。 「もしもしー?」 『はい?』 「俺だけど、メールのアドレス変えた?」 『え?』 「今日送ったんだけど、 エラーでメール返ってきてさぁ・・・」 5秒くらいして、ブツッっと電話が切れた。 切れたっていうか、切られた? 電波の調子が悪くて電話が切れたんだろうと、 リダイヤル。 「もしもしー?」 『・・・はい?』 「いや今日ね、メール送ったんだけど・・」 『え、ちょっとまって』 「ん?何?」 ん?何? と自分でいいながら、 何か変だという事にここで気がついた。 『知ってる人・・・?誰?』 「え、誰って、○○○だけど。え?○○(彼女の名前)だよね?」 『違うよ・・・(笑)』 違う人と喋ってた。 途中で声が違うような気がしてたけど、 そこから改めて確認してみると、 全然声も喋り方も違ってた。 住んでる所も遠い人だった。 電話を切り、リダイヤル履歴を確認した。 ・・・合ってる。 間違いなく今かけた電話番号は彼女の電話番号。 すぐにまた電話。 でもやっぱりさっきの人がまた電話に出た。 いつからその番号ですか? とか、色々聞いてみたんだけど、 2年近くこの番号だといわれた。 混乱しちゃって、とりあえず家に帰宅した。 ちょっと長くなりすぎるので要約しまくって言うと、 彼女がいなかった? いなくなったというか、最初からいなかった? メールの履歴を確認したんだけど、 前の日まで確かに、 確実にメールしてた記憶があったのに、 彼女からのメールもなければ、 彼女宛の送信メールもなかった。 彼女の家の場所は知ってたから行ってみたんだけど、 どうしてもたどり着けなかった。 住宅街のひとつの家で、屋根が赤いのとか、 どんな家だとか記憶があるのに、 確かにこのあたりにあると確信があるのに、 家が見つけられなかった。 僕は親に彼女の存在を教えたり、 家に泊めたりしたことがなかったので、 親に色々と聞く事は無理だった。 かといって、 友達にも彼女を紹介したりしてなかった。 けど、けど一人だけ、 彼女と僕と3人でご飯を食べた事がある友人がいた。 その友人に彼女の話、 一緒にご飯を食べた話をすると、 友人は確かに覚えてくれていた。 けど、どんな子だったかをどうしても思い出せないという。 女の人だったというのは記憶があるけど、 全くどんな話をしたかとか、 どんな風貌の子だったとかを思い出せないと言ってた。 それから1ヶ月くらい精神が不安定な状況になって、 仕事やめた。 部屋にあるはずの彼女との思い出のものも、 彼女からのプレゼントも、 何ひとつ見つけられなかった。 完全に妄想坊主に思われるだろうけど、 彼女がいたのは確かなんです。 2年付き合ってたんで・・・。 いつから付き合いだしたとかも全て明確に記憶があるのに、 彼女の存在だけスッポリなくなってしまいました。 信じてもらえない話ではなくて、 妄想オタク?と思われそうだから人に言えない話です。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
この話は怖かったですか?
怖かった44
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
いま注目されてる怖い話
実際にあった怖い話 どすこいスピリチュアルSpecial 事故物件編 (ヤングキングベスト)
誰かに話したくなる怖い話 闇夜怪談シリーズ
実際にあった怖い話 2024年5月号
コワい話は≠くだけで。 1 (BRIDGE COMICS)
「超」怖い話 子 「超」怖い話干支シリーズ (竹書房怪談文庫)
「超」怖い話 怪賊 「超」怖い話シリーズ (竹書房怪談文庫)
前の話:【じわ怖】黒しっぽ
次の話:【じわ怖】マクラさん
怖い話 No.4027
【じわ怖】母の実母
1693
38
短編2分
怖い話 No.13110
【じわ怖】奇妙な風
764
29
怖い話 No.21795
【じわ怖】ミミズと僕
1140
41
長編14分
怖い話 No.5228
【じわ怖】列車のおはなし
1483
24
1
怖い話 No.13622
【じわ怖】五輪塔
1297
34
怖い話 No.21813
【じわ怖】自殺団地
945
13
長編13分
怖い話 No.4831
【じわ怖】母ちゃん?
1851
33
中編3分
怖い話 No.15510
【じわ怖】コックリさんごっこで
1698
30
怖い話 No.13086
【じわ怖】河原にいた女の子
1181
37
長編5分
怖い話 No.13582
【じわ怖】某あざらし
749
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着じわ怖
S奈のお父さん
カーナビの示した位置
ベランダに女の影
国産うなぎ
マンションの屋上
占い師
窓に立つ男
幽霊の正体
自殺頭痛
友達からの葉書
医学は万能じゃない
嫁の日記を読んだ
新着コメント
牛の墓
不思議
まんじゅうのせい
調理中
中年男性との交流
終わらない夢
取り囲まれた家
サキちゃん