怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
お茶を飲む女
お気に入り
1381
37
0
短編2分
Audibleが1ヶ月無料キャンペーン中!
Audibleならホラー小説やミステリー小説をプロ声優が朗読してくれます。Audibleのおかげで通勤や待ち合わせなど退屈な時間が楽しみになりました。詳細はこちら
コピー
「お茶を飲む女」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
当時俺は電車通学をしていた。 時間に余裕のあるときは乗換駅の近くにある店に寄って軽く食べていってたんだが、ある時その店の一番奥の席に可愛い子が座っていた。その子はぱりっとした襟の制服を着ていて、胸までの黒髪と白い肌、くっきりした二重まぶたの綺麗な子だった。 それから彼女はいつも決まった時間にその場所にいて、見慣れない銘柄のペットボトルのお茶を飲んでいるようになった。彼女はペットボトルのお茶を本当に美味しそうに飲んでいた。 あれ位ペットボトルのお茶を美味しそうに飲む人間は、後にも先にも見たことがない。(そのお茶、当時探してみたんだけど、何処にも売っていなかった)俺はその子に会うのが楽しみで、いつしかその店に毎日寄るようになっていた。 当然、声なんてかけられなかったんだが。ある日いつものようにその店に行くと、いつもの場所に彼女がいなかった。 代わりに、その席に彼女がいつも飲んでいるペットボトルのお茶があった。俺はいけないとは思いつつ、そのペットボトルを手にとってしまった。 すると、ペットボトルの中で何かがうねうねと蠢いている。何だろう、と思って顔を近づけてみると、お茶の中に沢山のイトミミズやボウフラやらがうねうねと蠢いていた。 何やら変なかけらまで浮いている。ペットボトルのラベルには、賞味期限 96.5.22と書かれていた。 気味が悪くなってペットボトルを元の場所に戻し、立ち去ろうとして向き直るとそこに彼女が立っていた。凄い目で睨みながら。 「見たわね」そう言う彼女の口の周りで何かがうねうねと蠢いていた。俺はそのまま走って店から逃げた。 二度とその店には行っていないし、彼女にも会っていない。もし明日あの店に行けば、今でも彼女はあの場所にいるんだろうか。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
この話は怖かったですか?
怖かった37
ツイートする
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
ひっそりと話題になってる心霊系の本
訳アリ心霊マンション 2巻【電子特典付き】 (バンチコミックス)
訳アリ心霊マンション 3巻【電子特典付き】 (バンチコミックス)
心霊探偵八雲 INITIAL FILE 幽霊の定理 (講談社文庫)
心霊物件に住んじゃった (本当にあった笑える話)
幽霊インタビュー完全版: 怪談界の歴史が変わる
不動清の心霊物件ファイル case・1 忌み地 (素敵なロマンス)
前の話:【洒落怖】カエルの刑
次の話:【洒落怖】連れていかれる
怖い話 No.8913
【洒落怖】消えたウサギ
1662
48
長編5分
怖い話 No.18031
【洒落怖】物を一切食べられなくなってしまった
1495
46
怖い話 No.465
【洒落怖】マリア像
1531
33
短編1分
怖い話 No.22275
【洒落怖】黒田君の話
983
8
長編8分
怖い話 No.8577
【洒落怖】鬼の子孫
3801
36
2
1
怖い話 No.323
【洒落怖】どいて
1934
47
怖い話 No.8993
【洒落怖】扉の向こう側
1303
22
怖い話 No.808
【洒落怖】電話はどこに繋がった?
1501
41
怖い話 No.1869
【洒落怖】青白い手
1239
32
怖い話 No.17071
【洒落怖】あれは何だ?
1276
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着洒落怖
留守番電話
舞台学科による演劇
分譲現場
謎の会話
たけのこ掘り
かんのけ坂
4階のベランダから落ちた友人
林間学校で登山
自転車に乗っている夢
雄別炭鉱
運動会?
坪の内
新着コメント
女難の相
蛇が1匹増えている
某巨大迷宮でのバイト
土下座死
バアさんの憎悪
チクリ
ハンバーガーで発狂
対人限定で賭け事が異常に強い奴