怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
首を絞めるモノ
お気に入り
1296
48
0
中編4分
集英社の春マン!!2024開催中
ジャンプの漫画が50%ポイント還元!さらに期間限定で無料で読める人気作品もあります。詳細はこちら
コピー
「首を絞めるモノ」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
今の主人と同棲中の頃の話しです。 数日体調が悪く、 風邪でもひいたかなと休んでおりました。 ある日、眠っていたら金縛りにあい 「大丈夫疲れているだけ」 と自分に言い聞かせ、 金縛りが解けるのを待ちました。 まぶたは閉じているはずなのに、 何故かうっすらと周りの環境が見える。 「え?どうして?」 と思っていたら 私の頭の上から 黒い影が上へ上へとあがってきました。 「なに?え?これなに?」 とガクブルしていると、 それが私の顔の上に覆いかぶさる位まで伸び、 手のような物がそれの脇から伸びてきました。 「手だ!」 そう思った瞬間に、 その手に首を絞められました。 「殺される!」 そう思った私は動かない手を、 足を動かそうと必死になりました。 絞める黒い手は徐々に力が強くなり、 気が遠くなり始めました。 その時、主人が 『おい!どうした?』 と私をゆすり、 上体をおこしてくれました。 金縛りは解け、 黒いものもいなくなり、 安堵で涙が出ました。 主人にその話をしようとしたら 『くび、どうした?・・・』 私の首には赤いあとがありました。 はっきり手のあとには見えませんでしたが、 鏡で確認した時は怖くて泣いてしまいました。 首のあとが消えるのを待ち、 2日ほどお休みをもらいました。 幾分体調も良くなったので出勤する事に。 接客業でしたが、 仲の良いお客さまもいて 雑談しながら勤務しておりましたら、 あるお客様が 『Mちゃん(私)最近身体の調子悪くない?』 と聞いてきました。 私は笑顔で 「そうなんですよ。 風邪でもひいたかなぁと思ってまして・・・ 顔色悪いですか?」 と聞いてみました。 お客様は静かに頷いて 『ごめんね、二人で話したいんだけどいいかしら?』 と。 普段そんな事を言わないお客様に何かしら感じたので、 店長に断りをいれて、 ちょっと時間を作って外で話しを聞いてみることに。 お客様『あのね、Mちゃんにね、女の人がついてるのよ』 私「は?」 『ん~Mちゃん、彼氏いるでしょ? その彼氏関係の女性のようね』 「え?」 もう心臓バックバクでした。 お客様には彼氏がいることも、 金縛りにあったことも何も言ってませんので、 急なお話しにめまいがしそうでした。 「実は、先日金縛りにあいまして・・・」 と話してみると、 『えぇ、そうみたいね。 今も首をしめようとしてるわよ。 かなり前からMちゃんについていたみたいだけど 分からなかった?』 「ええええええええええ!!」 『ねぇ、ちょっと握手してちょうだい』 言われるままに握手をすると 『ん~・・・んっ・・・・』 と難しい表情で唸っていました。 数分経ったでしょうか、 『ん~ちょっと厳しかったわ。。。 半分くらいは軽くなるはずだから』 「え?ちょっ!どういうことですか?半分?」 『うん、今全部はできなかったって事。 どうもね、彼氏の事を好きな女性みたい。 彼氏への昔の想いが一人立ちしちゃってるようね。』 『今、その女性は こういうことになっていると言う事を知らないの。 分かりやすく言えば 自分がMちゃんに生霊を飛ばして苦しめてるって知らないの。 可哀想ね。自分も辛くなるのにね。』 『あ、もちろんMちゃんが一番の被害者だわね。 彼氏にこの事を話ししてみなさい そして二人で仲良くやっていく事を誓うといいわ』 『それ(黒い生霊)もあとは自然に離れると思う。 Mちゃん達が幸せそうにやってるのみれば離れていくわ』 言われた通りに彼氏と話をしてみたら 思い当たるふしがあったと。 私と付き合う数年前に ストーカーになった彼女がいた。 面倒くさくなって新しい彼女を作って(私ではない) もう彼女がいるからと諦めさせたと。 ごめんな、と謝られました。 その彼女さんが 今どうしているのかは分かりませんが あれからは何もありません。 私達はその数ヵ月後に結婚をしたので、 本当に諦めたのかもしれませんね。 ただ、あれからどの病院にいっても首を触診されて 「腫れているような気がする。検査するように。」 と言われるようになりました。 検査を受けても毎度何もないのですが。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
この話は怖かったですか?
怖かった48
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
漫画売れ筋
【推しの子】 14 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
メイドインアビス(12) (バンブーコミックス)
メイドインアビス(11) (バンブーコミックス)
メイドインアビス(10) (バンブーコミックス)
メイドインアビス(9) (バンブーコミックス)
メイドインアビス(8) (バンブーコミックス)
前の話:【洒落怖】赤子
次の話:【洒落怖】悪戯
怖い話 No.2314
【洒落怖】俺が話したのは・・・
1186
40
短編2分
怖い話 No.2781
【洒落怖】架空のお友達
1117
38
怖い話 No.8507
【洒落怖】こちらを伺うモノ
1178
34
怖い話 No.1308
【洒落怖】自販機のジュース
朗読 ほがら朗読堂
1818
27
2
中編3分
怖い話 No.9499
【洒落怖】黒い影と妙な体験
1026
28
怖い話 No.8151
【洒落怖】信じざるを得ない
1323
43
1
短編1分
怖い話 No.17344
【洒落怖】お化け屋敷でバイトしてた
1553
41
怖い話 No.1249
【洒落怖】自称霊感あり
1586
25
怖い話 No.8859
【洒落怖】先祖の加護
1208
44
怖い話 No.524
【洒落怖】得体の知れないもの
1262
51
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着洒落怖
留守番電話
舞台学科による演劇
分譲現場
謎の会話
たけのこ掘り
かんのけ坂
4階のベランダから落ちた友人
林間学校で登山
自転車に乗っている夢
雄別炭鉱
運動会?
坪の内
新着コメント
しほさん
北海道にある祖母の家
首刈り地蔵
普通の彼女じゃない
ババさん
牛女の予言
グリス