怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
秋が近くなると思い出すいやな出来事
お気に入り
1758
35
0
短編2分
集英社の春マン!!2024開催中
ジャンプの漫画が50%ポイント還元!さらに期間限定で無料で読める人気作品もあります。詳細はこちら
コピー
「秋が近くなると思い出すいやな出来事」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
秋が近くなると、 私はいつもあるいやな出来事を思い出します。 当時、私は中学3年生、 その頃、学校ではこっくりさんが流行っていました。 興味を持った私達は、 仲のよかった4人でM子の家に集まり、 こっくりさんをする計画を立てました。 深夜12時ちょうど。 4本のろうそくのゆらめく明かりの中で、 こっくりさんが始まりました。 「こっくりさん…あなたは、いくつですか?」 「…10サイ…デス」 「この辺に住んでいたのですか?」 「ハイ…。ナマエハ…アヤカデス」 遊びではない異様な空気。 余りの恐怖に3人から悲鳴が上がります。 私は 「手を絶対離さないで。 すぐ帰ってもらうからこのままジッとして」 と皆に言い聞かせました。 「アヤカさん。ごめんなさい。 私たちはもう寝るので帰って下さい」 しかし、 4人の指は何かに取り憑かれたように 文字盤の上をすべり続けます。 「ワタシハ5ネンマエ、クルマニヒカレマシタ。 イキテイレバミンナトオナジチュウガクノ3ネンデス …ミンナイッショニイテクダサイ」 「解りました。 本当にごめんなさい。 もうお帰りください」 「イヤデス。 ワタシハ10ガツ10カ、 クルマ二ヒカレマシタ。 オトモダチヲヒトリツレテイッテイイデスカ? …ソレナラカエリマス」 ついにこらえ切れず、 友達は悲鳴をあげて指を離してしまいました。 「誰も連れて行く事はできません! ごめんなさい。さようなら!」 私はまだ滑り続ける嫌な指先の感触に耐え切れず、 半ば強引に10円玉を真中に戻し、 こっくりさんを終わらせました。 その途端、 …カタン…と 机の1本のろうそくが倒れました。 その後、私達4人の間で こっくりさんの話はタブーとなりました。 4人は別々の高校へ行き、 暫くバラバラになっていました。 ある秋のお祭りの日。 かつての友達から誘いがありました。 ですが、私はなぜか気乗りがせず、 その誘いを断り家で過ごしていました。 すると突然、 友人のY子から電話がありました。 「M子が…たった今、 酔っ払いの車にはねられて …死んじゃった!」 翌朝の新聞の右下、 小さな記事として 16歳のM子の死を告げる記事がありました。 その祭りのあった日こそ、 あのアヤカと言うこっくりさんが告げた 10月10日だったのです…。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
この話は怖かったですか?
怖かった35
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
漫画売れ筋
葬送のフリーレン(13) (少年サンデーコミックス)
【推しの子】 14 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
トリリオンゲーム(9) (ビッグコミックス)
山田くんとLv999の恋をする(9) (MFC)
メイドインアビス(12) (バンブーコミックス)
メイドインアビス(11) (バンブーコミックス)
前の話:【洒落怖】連れてきた友人
次の話:【洒落怖】四谷怪談の劇
怖い話 No.1333
【洒落怖】海の監視員
1569
36
短編1分
怖い話 No.7095
【洒落怖】遭遇
2056
42
中編4分
怖い話 No.7455
【洒落怖】古墳の石室
2696
45
1
長編5分
怖い話 No.2466
【洒落怖】毎度様です
1104
怖い話 No.7724
【洒落怖】美人先生が行方不明になったそうです
1350
40
怖い話 No.8959
【洒落怖】欠落感
1192
44
中編3分
怖い話 No.297
【洒落怖】犬が唸るような声がどこからともなく聞こえてきた
1609
24
怖い話 No.9640
【洒落怖】足の感触
958
47
怖い話 No.9138
【洒落怖】ホテルの一夜
938
29
怖い話 No.7202
【洒落怖】廃ホテル
1981
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着洒落怖
留守番電話
舞台学科による演劇
分譲現場
謎の会話
たけのこ掘り
かんのけ坂
4階のベランダから落ちた友人
林間学校で登山
自転車に乗っている夢
雄別炭鉱
運動会?
坪の内
新着コメント
しほさん
北海道にある祖母の家
首刈り地蔵
普通の彼女じゃない
ババさん
牛女の予言