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患者さんの思い出話
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看護師してた時の話。 勤めていた8年間、 幽霊を見る事はおろか 誰もいない病室のナースコールが鳴ることも 残念ながら(幸い?)なく退職。 でも1つだけ今でも気になっている話がある。 終末期の患者さんがなくなって 思い出話をしていた時、 なくなる数日前に担当した同僚がぽろっと話した。 その患者さんはせん妄が出ており、 ベッドの上でごそごそ動いては うわ言を呟いたり叫んだりしていた。 叫ぶ内容はお母さんが来ている(すでに鬼籍)、 夜にめざましテレビがやっているはずだから見せろなど 微笑ましいものばかり。 その日は同僚が巡視で起こしてしまい、 患者さんは夜中に叫び出した。 「そのおっさんは誰や!どっか行けー! おっさんあっち行けー!ぼけー!」 同僚は70代のおじいさんが おっさんおっさん言うのがおかしくて 仕方なかったらしい。 そういえばなだめるのが大変だったね、 とみんなで笑って患者さんを偲んだ。 勤務メンバーは毎日変わってまた同じ話になったけど、 前と話の方向が変わったんだ。 なくなった患者さんの部屋は、 口の悪い患者さんが 「あの部屋に入ったら最後!死ぬで!」 と言う個室の内の1つ。 術後や個室希望の普通の患者さんも入るんだけど、 たまたま終末期の患者さんが続いていたと思う。 その中には確かに50代の男性がいた。 「まぁおっさん言うても私らからしたらやで?」 「でももしかしたらその人が見えてたんかな」 「連れてかれたんですかねー」 終末期の患者さんが重なると 何故か立て続けになくなる事が多くて、 それを職場ではよく 「連れて行く」 と言っていた。 でも別にオカルト的な意味じゃなくて、 誰も本当に患者さんが連れて行くとは思ってなかったし、 冗談みたいなものだった。 あと、いるはずのない家族や知人がいる、 そこに誰かいる、天井に女の人がいる、黒い人がいる と訴える患者さんは他にもいる。 だからいつものささいな笑い話のはずだった。 でも後から考えてみると、 家族や知人以外の何かが見えている人に 「それってどんな人?」 と聞くと、 幻覚だからかそれ以上具体的に答えられないんだ。 その患者さんだけが最初からおっさん、 と言ったのが今でも気になってる。
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