怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
小屋主
お気に入り
1001
29
0
短編2分
Audibleが1ヶ月無料キャンペーン中!
Audibleならホラー小説やミステリー小説をプロ声優が朗読してくれます。Audibleのおかげで通勤や待ち合わせなど退屈な時間が楽しみになりました。詳細はこちら
コピー
「小屋主」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
北八ヶ岳・天狗岳の東山麓にあるしらびそ小屋。 小屋の前にはみどり池、 見上げれば東天狗が立ちはだかる。 小屋主のオヤジさんの話には不思議な出来事が色々あるという。 「小屋番を始めた頃は兄と一緒に仕事をしていてね、 その兄が亡くなった時、 餌付けをしていたリスが森から何匹も出てきて変な声で鳴くんだ、 それもその時一回きりだった。 まあ、可愛がってくれた人を偲んで鳴くこともあるだろう。 動物は人間より賢いからね」 そんなオヤジさんが、 どう考えても分からない事が一つある。 「大きな岩。 それまでなかったのに、急にそこにあるんだ。 テーブルのような岩で、人間が運ぶには無理な大岩。 ただ在るだけだけど、不思議でならないんだ」 小屋から中山峠に向け歩くこと1時間、 稲子岳に分かれる道に入ると、その岩があった。 「去年までなかったんだ。 ある日、通ったらここにあるんだ。 誰かが悪戯したのかとも思ったけど、何トンもあって無理だし、 何のために運んだかも分からない」 上から落ちてきたのだろうと、 尋ねる前に上を見た。 「周りの樹木は一本も倒れてないでしょ? この岩はね、実はそこにあったんだ」 オヤジさんは5m程先を指した。 見るとそこに、 岩と同じ大きさの穴がぽっかり開いている。 余程の事でもない限り、 岩が自分から飛び出す事は有り得ない。 「ここは天狗岳の麓だから、 天狗がテーブルにして宴会でもしたかもな」 オヤジさんは笑った後で岩に腰を架け、 首を傾げながら呟いた。 「やっぱり分けがわかんねえ…」
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
この話は怖かったですか?
怖かった29
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
漫画売れ筋
【推しの子】 14 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
メイドインアビス(12) (バンブーコミックス)
メイドインアビス(11) (バンブーコミックス)
メイドインアビス(10) (バンブーコミックス)
メイドインアビス(9) (バンブーコミックス)
メイドインアビス(8) (バンブーコミックス)
前の話:【ほん怖】山で出会った戦士
次の話:【ほん怖】隠れ里を目指して山に入った
怖い話 No.11413
【ほん怖】笑えないような遊び
1045
42
1
怖い話 No.3846
【ほん怖】夏の暑い昼下がり
1553
37
中編4分
怖い話 No.21640
【ほん怖】兄弟の死
1076
24
短編1分
怖い話 No.21664
【ほん怖】数学的可能性
1241
21
中編3分
怖い話 No.11615
【ほん怖】海岸に変なものが漂着した
1493
34
怖い話 No.11111
【ほん怖】旧家の解体
2593
52
長編5分
怖い話 No.15000
【ほん怖】ウッズランの練習
1230
怖い話 No.3418
【ほん怖】ベジボン
1303
怖い話 No.3877
【ほん怖】小学校で肝試し
1702
怖い話 No.3433
【ほん怖】Aが見たもの
1681
49
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着ほん怖
でっかいカエル
古びたフランス人形
信号待ち
家への電話
ヘアピンが落ちてる
友達の家に電話
笑い声
缶けり
義理の姉
サンタとトナカイ
極限状態の意識
白黒おじいさん
新着コメント
入れて欲しがる女
クラスの女の子が家出して大騒ぎになった
海神
中国の桃
神様に相談した
アイヤー!ホイヤー!
熊に怯えていた
上の方から見られてる
趣味の盆栽