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雷オヤジ
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最近ではあまり見かけませんが、20年ほど前までは「雷オヤジ」というのが町内に必ず一人や二人いて、近所の子供がいたずらをしたりすると、容赦なく怒鳴りつけられたりしたものでした。僕の祖父はその典型的な雷オヤジで、小学校のクラスでも「お前んとこの爺さんは怖い」と、悪ガキ共がみんなびびるような存在でした。 その祖父も寄る年波には勝てず、つい数年前、長い寝たきり生活の後息を引き取りました。さて、その祖父の葬儀の時ですが、喪客のなかに40代後半位の中年男性のグループがありました。見たことない人達だなあと思っていると、彼等は実はかつてこの町内で評判の悪童グループで、祖父とはまるで仇同士のような存在だったということです。そのおじさん達の中の一人に、今はバイク店を経営しているという人がいて、「うるさい爺さんだったが、あの人がいなかったら俺達は皆もっとひどくグレてた」と祖父の思い出を語ってくれて、祖父は本当は子供たちから愛されていたんだなと、僕は何だか祖父のことを誇りに思いました。さて、ここまでは何の問題も無かったのですが、そのおじさん達の一人にちょっと酒乱ぽい人がいて、葬式の最中に大声で他の人にからんだりしていました。一緒に来た人が止めていたのですが、その時突然「ガタッ」と大きな音がして、しっかり固定されているはずの遺影が床に落ちてきました。すると、さっきのバイク屋の人が、「ホラ、悪さするから爺さん怒ってるじゃないか」と言い、酒乱の人もおとなしくなりました。あまりオカルトっぽくないけれど、死んでまで祖父は雷親父でした。
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