怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
猿・犬・猫
お気に入り
1296
47
0
短編2分
Audibleが1ヶ月無料キャンペーン中!
Audibleならホラー小説やミステリー小説をプロ声優が朗読してくれます。Audibleのおかげで通勤や待ち合わせなど退屈な時間が楽しみになりました。詳細はこちら
コピー
「猿・犬・猫」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
父(以降は兄)が子供の頃、弟と一緒に近くの山に薪に使う木を拾いに行った時の事。山深く迷信も多いその地域では、『猿・犬・猫』などの言葉を、山へ行く前や山に入っている最中には口に出さない様にと、両親から強く言い付けられていたらしい。が、ちゃんとその言い付けを守っていた兄とは対照的に、弟は山に入ってしばらくするとふざけて「猿」を連発。いさめる兄の言葉も聞かず、弟はずっと「猿」を言い続ける。 すると、にわかに山が陰り、驚いて空を見上げた兄は、今迄快晴だったのが嘘の様に真っ黒な雲が生まれて、自分達の頭上に集まり出しているのに気がついた。辺りの雰囲気も妙にざわざわと落ち着きがなくなり、不吉な物を感じた兄は弟を怒鳴りつけて黙らせ、拾った木を放り出して慌てて家に逃げ帰った。息を切らせながら戻って来た彼らを、家に居た父(私の祖父)は説明される前に「お前ら、山で要らん事言っただろう!!」と指摘。何故分かったのかと聞いた兄に、父は「庭先から山を見ていたら、物凄い勢いで雲がある一部分に集まって行き、しばらくすると消えて行った」と答えた。勿論、そのある一部分とは彼らが薪拾いをしていた辺り。取りあえずひとしきり怒られてから事の次第を説明した兄は、父に「お前が気が付いてなかったら、帰って来られなかったかもしれない」と言われたそうだ。ちなみに、この弟と同じ事をやって大けがをしたり、おかしくなって帰って来たりした人も居るらしい(父談)。お陰で私も山に入る時は注意している。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
この話は怖かったですか?
怖かった47
ツイートする
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
いま話題のホラー漫画
憑きそい (扶桑社コミックス)
変な家: 1 (HOWLコミックス)
禍話 SNSで伝播する令和怪談
ゾゾゾ変 (1) 【電子限定カラーイラスト収録&電子限定おまけ付き】 (バーズコミックス)
コワい話は≠くだけで。 1 (BRIDGE COMICS)
さんかく窓の外側は夜 1 (クロフネコミックス)
前の話:【じわ怖】禁忌の木
次の話:【じわ怖】無人島にキャンプにいった
怖い話 No.4358
【じわ怖】さいま
1454
37
中編3分
怖い話 No.4497
【じわ怖】時空のじいさん
1182
40
怖い話 No.4052
【じわ怖】6年間住んでいた賃貸マンション
1350
短編1分
怖い話 No.13028
【じわ怖】山で獲物を追っていた
507
33
怖い話 No.5599
【じわ怖】緑の想い
1532
31
怖い話 No.13236
【じわ怖】槌お化け
941
29
怖い話 No.12282
【じわ怖】ハイカラな祖母
1718
36
怖い話 No.18989
【じわ怖】お母さんに貰ったお守り
1539
怖い話 No.21802
【じわ怖】自殺頭痛
1101
15
長編5分
怖い話 No.5406
【じわ怖】実の父親からの電話
1642
25
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着じわ怖
S奈のお父さん
カーナビの示した位置
ベランダに女の影
国産うなぎ
マンションの屋上
占い師
窓に立つ男
幽霊の正体
自殺頭痛
友達からの葉書
医学は万能じゃない
嫁の日記を読んだ
新着コメント
調理中
中年男性との交流
終わらない夢
取り囲まれた家
サキちゃん
冒険生活送ってた
近所に火葬場が出来た