怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
着物を着たおばあちゃん
お気に入り
1313
45
0
短編2分
Audibleが1ヶ月無料キャンペーン中!
Audibleならホラー小説やミステリー小説をプロ声優が朗読してくれます。Audibleのおかげで通勤や待ち合わせなど退屈な時間が楽しみになりました。詳細はこちら
コピー
「着物を着たおばあちゃん」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
小学校1年生の頃、よく自分ちのお墓があるお寺でひとりで遊んでいた。池の鯉をみたり、お寺に飼われてた猫のミケと遊ぶのが楽しかった。じいちゃんのお墓にお参りして、周りに生えてるタンポポを摘んでお供えしたりしてた。ある日、いつものようにタンポポを摘んでいたら、着物を着たおばあちゃんが声をかけて来た。「泉さんとこの和子ちゃんでしょ?しばらく見ないうちに大きくなって」と、おばあちゃんは笑ってた。おばあちゃんはどこのお家のおばあちゃんかって聞くと、「山口先生のとこのおばあちゃんよ」と答えた。 山口先生は近所の小児科の先生で、私も熱をだしたりするとその先生の所で診てもらってた。「おばあちゃんね、迷子になっちゃったのよ。お墓までは来れたのに、先生のお家まで行く道がわからなくなって困ってたの」大人でも迷子になるんだんね。あっちの門を出て、まっすぐ行って、車がたくさん通ってる道を左に曲がって、またまっすぐ行くんだよ。信号は渡っちゃだめだからね、と教えてあげた。おばあちゃんは「どうもありがとう。きちんと教えられて偉いわね。これはお礼」と言って、明治ミルクキャラメルをくれた。その夜風邪をひいたのか熱をだした。夜の8時頃、山口先生が往診に来てくれて、お尻に注射をうたれた。偉いねって褒められた事を言いたくて、昼間の事を話して、先生のおばあちゃんからもらった明治ミルクキャラメルを見せた。先生と母親はびっくりしたように顔を見合わせた。私は多分そのまま眠ってしまったんだろう。目が覚めたら朝になっていて、熱もすっかりひいていた。あとから知ったんだけど、おばあちゃんは前の年になくなっていて、事情があり分骨したんだそうだ。キャラメルはおばあちゃんの大好物で、入れ歯につかないように、一粒をゆっくり時間をかけて噛まずになめてたんだって。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
この話は怖かったですか?
怖かった45
ツイートする
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
いま注目されてる怖い話
実際にあった怖い話 2024年1月号
「超」怖い話 子 「超」怖い話干支シリーズ (竹書房怪談文庫)
実際にあった怖い話 2024年5月号
「超」怖い話 辰 (竹書房怪談文庫)
コワい話は≠くだけで。 1 (BRIDGE COMICS)
フォロワーさんの本当にあった怖い話
前の話:【じわ怖】このワンちゃん可愛いね、欲しいの?
次の話:【じわ怖】本当の加害者
怖い話 No.21814
【じわ怖】神社の生活
1134
40
1
長編7分
怖い話 No.20612
【じわ怖】かんひも
朗読 めたんの怖い話紹介ch,OCCULT HITORI 怪談朗読ラジオ オカルトヒトリ
2537
52
4
長編10分
怖い話 No.5670
【じわ怖】不法投棄されている場所を監視していた
1633
39
怖い話 No.21973
【じわ怖】自殺頭痛
1354
44
長編5分
怖い話 No.4718
【じわ怖】不気味な現象が起こる家
1262
18
怖い話 No.4499
【じわ怖】パラレルワールド
4108
31
中編3分
怖い話 No.11904
【じわ怖】車で日帰り旅行へ行った
1034
41
怖い話 No.4346
【じわ怖】母の妊娠
1205
36
短編1分
怖い話 No.4406
【じわ怖】おまえ香水つけてんの?
1424
33
怖い話 No.13261
【じわ怖】不知火淵
1143
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着じわ怖
S奈のお父さん
カーナビの示した位置
ベランダに女の影
国産うなぎ
マンションの屋上
占い師
窓に立つ男
幽霊の正体
自殺頭痛
友達からの葉書
医学は万能じゃない
嫁の日記を読んだ
新着コメント
調理中
中年男性との交流
終わらない夢
取り囲まれた家
サキちゃん
冒険生活送ってた
近所に火葬場が出来た