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にこにこおじさんと手ぶらな男
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1980
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中編4分
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2005か6年くらいの話です。 山が高尾山な上、 体験した自分たちは怖かったですが、 読んで怖くなかったらすみません。 当時は高尾山も今より人気はなく、 山ガールという言葉もあったかなぁというくらいでした。 大学卒業したてで、 ある週末に同級生と女二人で高尾山に登り、 低い山ですが達成感と、 頂上で食べるおそばが美味しくて、 それから天気のよい週末は 高尾登山→そば食べる→足湯につかって帰る、 というのが習慣になりつつありました。 だんだん慣れてきて 一号路(ケーブルカーのある道)の往復では物足りなくなり、 下山道を色々変えたりするようになりました。 たまに蛇を見かけるくらいで、 道は細めだったりでなかなか楽しかったのです。 そんなある週末のことです。 いつも通り二時に高尾山口駅集合→登山→おそば。 そこで、滝のある道から帰ることにしました。 一号路とは違い、 また私たちの登山時間が混雑を外してあるので、 前にも後ろにも人は見えませんでした。 30分ほど下りたところで、 後ろに男の人がいるのに気づきました。 頭はバンダナ、 普通の登山服にリュック。 高尾山で一人登山の人はあまり見ませんが、 まあ不思議には思いませんでした。 その人は私たちと30メートルくらいを保ち、 曲がり道で見えなくなったりしながらも、 同じペースで下りていました。 私たちは小川でキャッキャ写真を撮ったり、 だらだら喋りたかったので抜かして欲しかったのですが、 ずっと同じ距離を保たれるので、 だんだん気持ち悪くなり、 振り返って確認します。 その人は、 満面の笑みでこちらを見ながら下りてきます。 友「気持ち悪いね、変な人かなー…」 私「やだね、あーでももうすぐ滝だ! そこでゆっくり写真とって、抜かしてもらおう!」 滝は山道を少しだけ外れます。 そこに入り、 謎の像?とかがある場所で 写真を撮りつつ男の人を伺いました。 その人は、 私たちが見える場所で止まってこちらを見ていました。 満面の笑みで。 友「ヤバいね、逃げよう」 大急ぎで下山道に戻り、 無言、早歩きで引き離し、 大分姿が見えなくなりました。 私「不審者だね、怖いわー」 友「暗くなってきたし急ごう。」 謎おじさんを先に行かせるためのんびり歩いていたので、 時間は17時近くなっていました。 おじさんも姿が消え、 また明るい雰囲気に戻って喋りつつ歩き、 もうすぐアスファルトの道に合流、 ゴールというときに、 向こうから道を登ってくる男がいました。 20代後半くらいに見えました。 ただただ、異様でした。 白いワイシャツにジーンズ、手ぶら、 髪は長めで下を向いた顔があまり見えません。 ガリガリに痩せていて、 ボタン3つほど開けたシャツから覗く肌は真っ白でした。 生きてないみたいに。 もう今から暗くなるのに今から登山?!しかも手ぶら?! 山頂まで自販機はもちろん明かりもないのに。 その時、道は人がすれ違うのがやっとの細さで、 私と友達はその男性を通すため端によけて少し止まりました。 男性との距離が10センチも開かない、 すれ違う瞬間に、 「○○○」 と男が言いました。 内容は思い出せません。 私も、友達もです。 確か三文字でした。 ものすごい悪寒がしました。 幽霊とか見たことないですが、 あれは普通の生き物ではない感じがしました。 すれ違った直後から私と友達は無言で、 走るくらいの早さで下りて、 5分ほどでアスファルトの道に合流したとき、 初めて言葉を交わせました。 友「あの人、何…」 私「今から手ぶらであの道登るの無理だよね?てか何しに…」 友「何て言った?!あの人」 私「わからない…」 考えるほど怖くなります。 足早に駅まで帰り、解散しました。 それから、 どちらともなく高尾に誘わなくなり、 それっきり高尾山に近づいていません。 毎週のように登っていたのに。 あのおそばは食べたいですが怖くて行けません。 一人目のにこにこおじさんはまだしも、 二人目の男性は…一体何なのか。 ○○○って何なのか。 似たような体験をした方がいたら教えて欲しいです。 あんな観光地の高尾山で、 こんな体験をするなんて、 その日までは考えた事もなかったです。
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