1. ホラスト
2. ほんのりと怖い話

ナイーヴになりがちな時期

お気に入り

• ナイーヴになりがちな時期の朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「ナイーヴになりがちな時期」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• ナイーヴになりがちな時期とは

  変な家: 1 (HOWLコミックス)

• 高校の頃、同じ学年で自殺者が出た。
  学校に来なくて、
  夕方くらいに亡くなったたらしい。
  
  話が回るのは速いもんで、
  翌朝、登校したらすでにその話題でもちきりだった。
  
  その彼は理系、俺らは文系コースだったので、
  「どんな人？知ってる？」的な話でガヤガヤしていた。
  ちょうど大学受験を控えた、
  ナイーヴになりがちな時期だった。
  
  そのときに担任が入って来た。
  もちろん朝礼でその話になった。
  
  「おまえら…絶対つらくても、自殺なんかしちゃいかんぞ」
  ってボソっと言った。
  
  すると、お調子者の馬鹿が
  「自殺しても保険金出るのかなあ？」
  なんてヘラヘラ笑ってた。
  
  すると担任が突然そいつにかけより、
  怒声を浴びせて小突いた。
  シーンとなった。
  
  お調子者は
  「いってえよ、何するんだよ」
  と。
  
  すると担任はいきなり、
  
  「実は…かつて俺のもっていたクラスの生徒からも、
  自殺者を出した事がある…」
  
  クラスのみんなはさすがに驚いた。
  お調子者もそれで黙った。
  
  続けて、
  
  「山にある小さな高校でな…。
  学校の裏庭で灯油かぶって火をつけたんだ……。
  灯油かぶった時点で、
  他の生徒が急いで教えてくれてかけつけたんだけど、遅かった…」
  
  みんな下向いてたんだけど、
  俺は『今そんなこと言い出すなよ』と思って凝視してたら、
  微妙な担任の異変に気づいたんで、
  隣の奴に足で蹴って合図した。
  
  喋りがアッパー？瞳孔が開いてる？
  今で言う、チュート徳井のキャラみたいなの。
  
  そして担任は、
  
  「俺がかけつけたらなあ！
  アイツは火だるまだったんだよ！燃えてるんだよ！」
  
  いきなり机バンバン叩き初めて、
  カラ笑い始めた。
  
  女子は泣き出したのもいた。
  
  「走って近づいたらもうぐったりして、
  何がなんだかわからねんだよ！ハハハ！
  俺がさんざん目をかけたのに勝手にそんなことしやがってな、ハハハハハ！！」
  
  隣のクラスの担任が異変に気づいてかけつけて、
  うちの担任を抑えて外へ出た。
  その日はそのまま戻ってこなく、代理がきた。
  
  翌日、何事もなかったかのように担任は戻って来て、
  その後一切その話には触れなかった。
  
  だいぶ昔の、卒業前のヘヴィな出来事でした。
  
  もちろん今でも同級生の間では語りぐさの話。
  

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

  お気に入り

  この話は怖かったですか？

  怖かった38

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】コワい話は≠くだけで。　1 (ＢＲＩＤＧＥ　ＣＯＭＩＣＳ) Amazon
  • 【ほん怖】山の中の遺骸 中編3分
  • 【ほん怖】霊感兄弟 長編5分
  • 【ほん怖】母と連れ立ってお墓参りに行った 短編2分
  • 【ほん怖】孫の入園式に行きたい 中編3分
  • 【洒落怖】バケモノとドア 中編3分
  • 【洒落怖】呪いのMD 中編4分
  • 【洒落怖】霊の存在を感じる方法 短編1分
  • 【意味怖】クラス一同より 短編1分
  • 【意味怖】人間がいる場所がわかるカーナビ 短編1分
  • 【じわ怖】病院の事務 短編1分

  漫画売れ筋

  • 

    メイドインアビス（１２） (バンブーコミックス)

  • 

    メイドインアビス（１１） (バンブーコミックス)

  • 

    メイドインアビス（１０） (バンブーコミックス)

  • 

    メイドインアビス（９） (バンブーコミックス)

  • 

    メイドインアビス（８） (バンブーコミックス)

  • 

    ONE PIECE モノクロ版 108 (ジャンプコミックスDIGITAL)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  ナイーヴになりがちな時期 についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【ほん怖】エアブラシアート

  次の話：【ほん怖】遅くまで教室に残っていた

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.10665

    【ほん怖】にゃ

    夫の単身赴任で自分が一人暮らしだった頃、 近所のとある外飼い猫♂に異様になつかれた。 高価そうな首輪をした子猫だったが、 エサもやらない我が家に、 夜毎に来ては爆睡していった。 そんなある冬、 泊まりがけの出張中に

    1625

    34

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.3078

    【ほん怖】感覚の鋭すぎるユタ

    私の姑がユタ（沖縄の霊媒師）なんだけど、 ユタ仲間で、人を見た瞬間に 産まれた時から死ぬまでの映像が見える人がいたらしい。 普通のユタは、トランス状態を自力で作って、 神様の言葉が降りてくるのを待ってからじゃないと霊視

    1357

    26

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.11487

    【ほん怖】祖父の死因

    親父に聞いた話。 30年くらい前、 親父はまだ自分で炭を焼いていた。 山の中に作った炭窯で、 クヌギやスギの炭を焼く。 焼きにかかると、 足かけ4日くらいの作業の間、 釜の側の小屋で寝泊まりする。 その日は夕方

    1628

    48

    0

    0

    中編4分

  • 怖い話 No.11248

    【ほん怖】茅野駅から長野駅に向かっている途中

    鉄道で不思議な話と言えば、 もう10年以上昔の話になるが。 俺が就活の帰り道、 信州の茅野駅から長野駅に向かっている途中だった。 線路が一本しかないため、 電車の交差の待ち時間に停車した駅は、 夜の闇に覆われて、

    1221

    44

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.20070

    【ほん怖】会社が呪われてる？

    俺今の会社に入って11年。 役員が3人死んだ。 急死、事故死、病気。 会社は大赤字なんだけど定期的に保険金が入るから 会社は存続している、次は誰が死ぬんだろ。 マジな話です。

    1163

    43

    0

    1

    短編1分

  • 怖い話 No.3081

    【ほん怖】ホームレスのおばさん

    大学生の頃、警備員のバイトをしていたんだが、 ある冬にスーパーの夜間の巡回警備を任された。 巡回警備なんてやったことはなかったが、 店に行って店長に話を聞くと、 そのスーパーは24時間営業のため、 夜になると近所のホ

    1896

    29

    0

    0

    長編5分

  • 怖い話 No.3437

    【ほん怖】調理実習

    高校の頃の話。 家庭科の調理実習で、アップルパイを作ることになったのだが、 5,6時限目でやる予定が、4時限目の授業の先生の都合で、 4時限目と6時限目が入れ替わった。 なので調理実習は、4時限目→昼休み→5時限目

    1752

    41

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.11365

    【ほん怖】葬儀会館

    独身だった数年前、 葬儀会館に勤めてました。 お通夜の後、翌日のお葬式までのひと晩は、 亡くなった方と親族が控え室で最後の夜を過ごすのが慣例です。 社員もひとり会館に残って、 夜勤扱いになります。 私が夜勤に当た

    1199

    28

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.10574

    【ほん怖】最後の一線

    ある意味怖く、 ある意味笑っちゃうような話なんだが・・・ 俺が高１の時の話だ。 この頃はもう両親の関係は冷え切ってて、 そろそろ離婚かな？って感じの時期だった。 俺はと言えば、グレる気にもなれず、 引き篭り気

    1975

    45

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.14962

    【ほん怖】やま

    厳密な山の話じゃないけど、 自分はだだっ広い平野の田舎生まれで、 山は遠くに青く見えるだけ。 そんな土地で『やま』というのは、 普通の日本語で『森』のことだ。（『もり』は『林』） 九州の山国から嫁いできた母は、 最初

    1021

    25

    0

    1

    短編2分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• ナイーヴになりがちな時期

  ふっかつの呪文

  むみもばけ　べりととけ　うばぬはぼ　たゃうだぽ　
  かもけゃざ　ぃだぺびれ　ふびぢえわ　ぽごだぬち　
  じせいめで　ばねゆつべ　ろょみあょ　ゎたせでは　
  のかぇまが　ゅゃぉちど　ぐずぴぶぞ　やぎぽみぃ　
  ふくらぴす　がぎやぱや　ぬぶぁめあ　ぜあだもに　
  ツクリヂブ　ビガァリユ　ダオセクポ　カヲァヵゥ　
  コジピコニ　ケノダシプ　ツテチフペ　ヨメテヶセ　
  ラケハォギ　ュカルノッ　カホセゾバ　アゲャニキ　
  ウテイユト　ゾガズフド　ヨゴペヤデ　イゴィヴッ　
  ヌグヮカノ　ホタァクシ　ッケヮンテ　ァバヲギヅ