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壁から出て来たモノ
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短編2分
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この間、ずっと忘れていた事を思い出しました。 前後関係は全く判らないのですけど、 子供の頃住んでいた小さな町で、 他の子供五人くらいと何処かの家の壁に、 ぎゅーっと掌を押し付けているんです。 で、そうしていると、いきなりずぼっと音がして、 私達が手を当てていた壁(立派な石造りのやつ)の一部分から、 真っ黒でどろどろしたものが流れて来るんです。 しかも、私は極度の恐がりだったにも関わらず、 『やってやったぞ』みたいな高揚感があって、 恐怖の色は微塵もないという。 更に言うと、 『これで●●ちゃんは大丈夫』みたいな事を考えているんです。 ●●ちゃんに関しては、 漠然と『時々遊んだかな?』位のことしか覚えていません。 これだけなら『夢だな』で済むんですが、 その壁に手を当てていた友達の中に私の遠縁がいて、 先日、十五年ぶりくらいに連絡をとって来ました。 大伯母の葬儀についてだったので、 ひとしきり話した後に件の話をしてみたら、 彼女も最近それを思い出したと言うのです。 で、私と同じ様に「長い事忘れていた」と。 しかも、おまけ話があって、 私はそういう認識はなかったのですが、 例の出来事(壁に掌)の後、 それをした子供の家は次々に町から引っ越し始めて、 彼女が最後の一家族だったというのです。 それで、彼女と話して、 「これは『終わった話』だから、話してもいいし、 むしろ話した方がいいんじゃないか」 って結論になりました。 いえ、実は理由はよく判らないんですけど、 何か二人とも物凄くそう強く確信していたんです。 但し、私達は二度とあの町に行かないと思います。 何か起こるのが怖いって言うんじゃなくて、 『もうやるべき事はやったし』って感じ。 ええと、一応オカルトっぽく纏めておくと、 あの壁から出て来たどろどろを思い出す度に、 私は『地獄』って言葉を連想します。 私や親戚の彼女は、至って普通に人生送ってますが。
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