怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
イモケ様
お気に入り
1761
39
1
中編4分
集英社の春マン!!2024開催中
ジャンプの漫画が50%ポイント還元!さらに期間限定で無料で読める人気作品もあります。詳細はこちら
コピー
「イモケ様」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
昔ばあちゃんの家に預けられてた時 後ろの大きな山にイモケ様って神様を祭る祠があった。 ばあちゃんの家の周りには遊ぶ所も無く 行く所も無かったから その祠の近くにある池で よくじいちゃんと釣りをしていた ある日じいちゃんとばあちゃんが町に買い物に行くので 俺一人で留守番する事になったんだけど(軽トラなので) する事が無かったので一人釣りに行く事にした。 実はその池に行くのには凄く遠回りをするが 2人ともいなかったので抜け道をする事にした。 その抜け道はちょうど、 となりのトトロでメイが潜っていった様な所で 人一人抜けられる場所だ でもじいちゃんもばあちゃんも 絶対通ってはいけないと言ってた (理由は教えてくれなかった) 入り口を囲む様に石が並べてあったが 子供な俺はそんなのお構いなく入っていった 今思うと完璧に人工的な並びだった そうして歩くこと20分池に着いた。 1時間程釣りをしていて 何気なく遠くの方を見たら チラッと人影が見え声が聞こえた 「あきよへほあきよへほ」 みたいな感じに 普段誰も来ない場所なので少し気になり 見に行くことにしたが誰もいなかった。 まぁ気のせいだと思い 釣りを始めようと思っていたら じいちゃんの軽トラが走ってきた 俺はじいちゃんが迎えに来てくれたと思い 釣り道具を片付けていたら 物凄い勢いでじいちゃんが車で近づいてきた 問答無用で車に押し込められ 釣竿もお気に入りだった水筒も その場に置きっぱなしになってしまった。 何か白い布を被され 絶対出てくるなと言われ、 家に帰るまでじいちゃんはずっと何かを唱えていた 家に着くと 俺を包んでいた白い布をじいちゃんが被り 新しい布をばあちゃんがかけてくれた ふと見ると 近所の人たちが集まっていて 家は白い布で覆われていた あれほどの大きな布をどうやって調達したのか、 今思うにこの時の為に用意してあったのだと思う。 そしてばあちゃんにお風呂に入れられ 少し大きな部屋に連れて行かれた。 しらないお爺さんがいて 何処を通っていったのか どのくらいの時間かかったのか色々聞かれた その後イモケ様の事について聞いた イモケ様は池を守る神様だけど 幼いので一人では寂しいのからと 昔は子供を生贄に捧げていたらしい。 その子供が抜け道を通り イモケ様の所へ行っていたらしい。 しかし生贄とかの時代が終わり 寂しくなったイモケ様は里に下りてきて 子供を連れて行くようになり 連れてきた子供が逃げないように足の筋を切り ずっと自分の側にいさせていたらしい それでイケモ様が外に出ないように 石を並べて道を閉じたと言う話だった。 最初は冗談と思って聞いていたが 自分の足を見た瞬間凍りついた。 右足のスネの後ろが切れていて 血が出ていたから でも痛くはなかった いきなりお爺さんが叫んで 白い布を被った人が俺を囲み ばあちゃんが傷を小さい札?見たいなもので止血してくれた このままでは危ないと言う事で 急遽俺は家に帰されることに またしても布を被されじ いちゃんの車に乗せられた イケモ様は白いものが見えないらしく 布を被れと言う事だった。 (にも係わらず家の中で足を切ったのは 完全に家を覆いきれて無かったかららしい) 布を被る前にみたじいちゃんの軽トラは 黒い部分はわら半紙で隠され 荷台には大量のお菓子が乗せられていた。 すごくかっこ悪かった。 そして何事も無く走る車 俺はもっと何か起きると思っていたので 拍子抜けしてしまった ずっと布を被っていたので つい窓を開けてしまったら外から 「きよへ」 と声が聞こえたが じいちゃんは普通に運転していたので 気のせいだと思ったが 耳元で「きよへ」の声がはっきりと聞こえた ここで意識が無くなった 目が覚めるとばあちゃんの家だった ばあちゃんに話したら全て夢だと言われた。 水筒も無くなってるし 釣り道具も無かった この話をしても誰も信じてくれないが 右足に本当に傷が残ってて 何年経っても最近出来た傷のように見える。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
1人が登録しています
この話は怖かったですか?
怖かった39
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
いま話題のホラー漫画
憑きそい (扶桑社コミックス)
僕が死ぬだけの百物語(1) (サンデーうぇぶりコミックス)
禍話 SNSで伝播する令和怪談
変な家: 1 (HOWLコミックス)
光が死んだ夏 1 (角川コミックス・エース)
コワい話は≠くだけで。 1 (BRIDGE COMICS)
名無し
怖い
前の話:【洒落怖】追いかけられる
次の話:【洒落怖】出火
怖い話 No.9457
【洒落怖】ホタル
2286
0
怖い話 No.9217
【洒落怖】神社のお姉さん
1235
19
長編6分
怖い話 No.17503
【洒落怖】ドングリ
1157
32
短編1分
怖い話 No.9721
【洒落怖】白い日傘
1478
50
怖い話 No.14654
【洒落怖】食い違い
1438
34
短編2分
怖い話 No.1500
【洒落怖】チャリンコのおっちゃん
1493
22
怖い話 No.2411
【洒落怖】近所の霊園
1289
49
中編3分
怖い話 No.22575
【洒落怖】ムタチクル様
857
-2
長編11分
怖い話 No.8384
【洒落怖】言い伝えの地
1419
30
怖い話 No.9174
【洒落怖】一緒に見た幽霊
1131
48
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着洒落怖
留守番電話
舞台学科による演劇
分譲現場
謎の会話
たけのこ掘り
かんのけ坂
4階のベランダから落ちた友人
林間学校で登山
自転車に乗っている夢
雄別炭鉱
運動会?
坪の内
新着コメント
首刈り地蔵
普通の彼女じゃない
ババさん
牛女の予言
グリス
三輪車
クリーニング屋