1. ホラスト
2. じわじわ来る怖い話

全身ふわふわした深緑色の毛

お気に入り

• 全身ふわふわした深緑色の毛の朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「全身ふわふわした深緑色の毛」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 全身ふわふわした深緑色の毛とは

  ゾゾゾ変 (1) 【電子限定カラーイラスト収録&電子限定おまけ付き】 (バーズコミックス)

• 自分はほぼ0感に近い微弱霊感持ち。
  
  4月上旬に40℃を超える熱を出し、
  結構長く仕事を休んだ。
  
  普通の風邪だったんだが、家族には
  
  「伝染るから近寄るな」
  
  と、戦前の業病人の如き扱いを受けてしまい、
  病院へ行く以外は、
  自室の布団でぼけーっと天井を眺める日が数日続いた。
  
  そんなある日、
  短い午睡から覚めると、
  部屋の入口（硝子障子）がほんの少し開いているのに気付いた。
  
  家族の誰かが閉め忘れたかと思い、
  何となく目をやっていると、
  突然摺り硝子の向こうに丸っこい影が出現。
  
  
  
  
  
  少々驚きはしたが不思議と恐怖は感じず、
  何より高熱でだるくて動けないので、
  致し方なくモコモコ移動する影を観察した。
  
  影は頭が大きくて、手足の太く短い、
  人型というよりもぬいぐるみみたいな体型で、
  小さい歩幅でちょこちょこ歩いているらしく、
  かなり時間をかけて部屋の入り口までやって来て、
  中をのぞき込んできた。
  
  自分はてっきり、
  昔どこぞのサイトだかで見た
  『頭はおっさんで体が赤子』的な、
  不気味なのが顔を出すかと覚悟していたんだが、
  そいつは毬藻みたいな真ん丸頭に、
  全身ふわふわした深緑色の毛（？）で覆われた、
  何ともいえないヤツだった。
  
  見ようによっては可愛いと思えなくもない。
  
  顔らしき箇所には耳も鼻も口もないが、
  緑のモサモサの中に目だけはあるようで、
  （説明し辛いが、感覚的に「ある。見られてる」と判る）
  しばらくの間こっちを「じーっ」と見つめた後、
  瞬きする間にフッと消えた。
  
  その間とくに金縛りなどには遭わなかった。
  
  凝視はしてしまったが。
  
  熱のせいで幻覚を見た訳ではなさそうだ。
  
  その証拠に、後日ヤツは二匹に増え、
  我が家の廊下でモコモコした超低速鬼ごっこを展開した挙げ句、
  近所の家にまで出現した後にパタリと姿を現さなくなった。
  
  結局あれの正体は未だに分からないのだが、
  職場復帰後色んな意味で理解ある上司にその話をしてみたところ、
  
  「所謂個人に取り憑いた霊などではなく、
  その地域に住み着いている精霊か何かの変化ではないか」
  
  という結論に落ち着いた。
  

  幽霊が近くにいるか分かる

  お気に入り

  この話は怖かったですか？

  怖かった55

  
• • #短編

• 

  ツイートする

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】本当にあったから地味だけど怖い話３: 日常にあふれる恐怖体験 じみコワ Amazon
  • 【じわ怖】仲の良い２人のおばあちゃん 短編2分
  • 【じわ怖】絆創膏 短編2分
  • 【じわ怖】ヒマワリ 短編1分
  • 【じわ怖】霊的なもの 中編3分
  • 【意味怖】空腹 短編1分
  • 【洒落怖】大きな犬らしき物 短編2分
  • 【洒落怖】海へといざなうもの 短編1分
  • 【意味怖】本当にいたドッペルゲンガー 短編2分
  • 【意味怖】幽霊と目が… 短編1分
  • 【洒落怖】一番話のノリが合ってた人 短編2分

  漫画売れ筋

  • 

    その着せ替え人形は恋をする 12巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)

  • 

    アオアシ（３３） (ビッグコミックス)

  • 

    葬送のフリーレン（１１） (少年サンデーコミックス)

  • 

    薬屋のひとりごと 12巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)

  • 

    鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ４ (電撃コミックスNEXT)

  • 

    九条の大罪（９） (ビッグコミックス)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  全身ふわふわした深緑色の毛 についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【じわ怖】死んだばーちゃんの写真

  次の話：【じわ怖】のまねこ

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.12986

    【じわ怖】仁義

    実感した話。 もう何年も、 原付バイクにテントなどを積み込んで、 暇を見つけてはツーリング野営をしている。 ギアもないスクーターというのが苦手で、 ここ数台

    1075

    42

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.13119

    【じわ怖】バスの放流

    知り合いの話。 彼曰く、 まだバスの放流が違法ではなかった時代の事らしいが、 バスフィッシングにひどく熱を入れていたという。 友人に誘われたことが切っ掛けで嵌まって

    1433

    34

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.13730

    【じわ怖】ふと顔が冷たくなった

    営業の仕事してた時、 都内の繁華街のガード下を歩いてたら、 ふと顔が冷たくなった。 風が吹いたというより、 小さな冷たい空気の塊に顔を突っ込んでしまったって感じだった。
    

    1265

    34

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.18855

    【じわ怖】ふにゃ！？

    金縛りにあった。 俺の上には、 ヒキガエルみたいな顔したババア。 そいつが幼女みたいな可愛い声で 「死ね」 だのなんだの呪詛を吐いてくる

    1047

    44

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.3977

    【じわ怖】紳士的なナイスミドル

    水商売をしていたあの日。 その夜ついたお客さんはナイスミドル。 にこにこ柔和な笑顔を浮かべながら私の顔を見て、 「かわいいねえかわいいねえ」を繰り返していた。 ほどんどの客が酔いに任せて下品なこと

    865

    48

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.5394

    【じわ怖】古い仏像の写真

    大学の助教授から聞いたお話。 助教授はまだ30代で、 お酒を飲むのが大好きな人。 とある授業を選択したところ、 この助教授が担当だった。 色々と質問をしている内に、 なぜか飲みに行く話になった

    1628

    41

    0

    1

    中編3分

  • 怖い話 No.19121

    【じわ怖】かなめさま

    俺がむかし住んでいた場所はド田舎で、 町という名前は付いていたが、 山間の村落みたいなところだった。 家の裏手の方に山道があり、 そこに『かなめさま』のお堂があった。

    934

    47

    0

    0

    長編8分

  • 怖い話 No.4622

    【じわ怖】便利な道

    小学校の頃、学校に15分ぐらいかけて通っていたんだが、 正規の通学路ではない近道を通ると5分で行けた。 いわゆる家と畑に挟まれた荒地なんだが、 そこを通るとびっくりするほど早い。 ただ、入る時と出る時

    1050

    46

    1

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.18557

    【じわ怖】看護師さんと幻覚

    少し前まで胃がんで胃の切除手術をして入院してた。 手術の後、 まだ意識が朦朧としているとき、 看護師さんが声をかけてきたんだが、 その時その看護師さんの横に、 看護師

    1189

    33

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.4423

    【じわ怖】友人次郎

    私自身が半信半疑な上、友人次郎がアホな為、 わけわからん出来事をわけわからんまま書いちゃいます。 高校の頃の友人次郎が、大学を卒業して地元へ帰って来た。 （友人と言っても、クラスが同じで軽く話す程度の間柄）

    1275

    30

    0

    1

    中編3分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 全身ふわふわした深緑色の毛

  ふっかつの呪文

  づやぱのつ　ずぉたげほ　わぁへぴじ　ょよりれぺ　
  ぜがごょゎ　ぽそぎれゅ　むばどなぎ　ほぜらびほ　
  げぺぉつざ　ぺぺつちあ　ぱちでぐろ　ぎそあゆば　
  るとちっゎ　じぞほんぞ　めだゅぼと　っだげもへ　
  ぺをごかに　あぁちそく　みぴゃひど　をもやばぶ　
  バガラペェ　ヒヶハカザ　メホヤビオ　ドヮエソハ　
  ッベシスオ　ホマビラヒ　ヌゴキイロ　ゾワチミヅ　
  ヤゲキレベ　ゲズピヮセ　ズギグヘモ　ジバゲロベ　
  メゼァエル　ザェサョヶ　ャポホポズ　ビピセギヤ　
  ゴモフジパ　ネュデボア　ヘガレフヂ　ヲレノフド