助かった・・・そう思った。
あれは何だったんだろうと思いながら自分の部屋に帰りスーツのままなだれ込む様にベッドに飛び込んだ。
ふと気付く、時計を見ると夜中の3時。
喉が渇いたので麦茶を片手にベランダへ。
タバコを吸いながらボケ~っと外を眺めているとふいに目の前を何かが上から下へと通り過ぎた。
またあの痛くなる程の鳥肌が立った。
通り過ぎて行った瞬間俺はしっかりと目が合った。
あの女と・・・・
下を見るが何も無かった。
ガタガタ震えながら今度は上を見るとまた通り過ぎて行った。
そしてまた目が合う。
固まる俺。
動けずに居るとまた通り過ぎて行く。
何度も何度も目が合う内に俺の精神が崩壊して行くんじゃないかと思った。
通り過ぎる瞬間あの女は何度も同じ事を言ってた。
「好き・・・・好き・・・」
と。
そんなに飛び込むのが好きなら他所でやってくれ!!!
後日談なんだけど次の日から熱が出ちゃったのね。
38度後半位の熱にうなされて病院行くのもしんどかった
寝てりゃ治ると思ったのが間違いで2日目は39度越してた。
流石に友達に病院に連れてって貰ったんだがただの風邪だと言われて安心してた。
3日目になると40度まで上がってさ、流石に風邪じゃないんじゃね?と意識が朦朧としてる中大きな病院に行ったら即入院。
扁桃炎らしく放っておいたら肺気腫で死ぬとこでしたね~なんて言われたよ。
一週間程で退院出来て無事会社復帰した。
会社復帰して初日、溜まりまくった仕事を片付け疲れ果てて帰路についたんだ。
夜も23時を回った頃、自宅マンションに向かう道。
道路に面しているんでそれほど怖い道じゃないんだけど、誰かの視線を感じるなんてよくある話。
見回しても誰か居る訳でも無いんだけど、一匹のわんわんぉが横道から出て来たのね。
俺わんわんぉ大好きなんでヨーシヨシヨシなんて一通り触って気付いたんだよ。
首輪してるのね。
あ、だからこんな人懐っこいんだぁとか思いながら
「車に跳ねられるからお家に帰りな」
なんて言ってるとそのわんわんぉ、道路のど真ん中でお座りしちゃったの。
やばい車来たら危険だとか正義感出してわんわんぉ救出に向ったんだが、これがいけなかった。
案の定原チャが猛スピードで俺を跳ね飛ばしちゃってさ。
原チャの運転手も俺も吹き飛んじゃった。
で、俺は痛い痛いなんて言いながらわんわんぉ見ると走って逃げるどころか俺のとこ来てペロペロしてくれてるのね。
何て可愛い奴だと。
取り敢えず通りかかった車の運転手が通報余裕でしたと。
俺鎖骨と肋骨骨折(´・ω・`)
退院して一日で病院にとんぼ返りorz
跳ねたのが車だったらわんわんぉ死んでたかも。
原チャの兄ちゃんも無事だったらしくかすり傷程度だったそうだ。
あの例の女のせいかどうかは分からんが退院した後お祓いに行こうと思う。
あ、わんわんぉの事だけど心配ないよ!
救急車来る時の騒ぎでわんわんぉのご主人様近所だったらしく駆け付けて来たんだよ。
飼い犬は居ないし外はウルサイしでどうやらわんわんぉが跳ねられたんじゃなかろうかと心配して飛び出て来たそうだ。
菓子折り持ってご主人様がお見舞いに来てくれた。
ご主人様曰く、賢い犬らしく普段は絶対一人で出歩かないし道路に飛び出すなんて事もしないそうだ。
俺が悪いのかな?" />

ダークモード

【洒落怖】乗り合わせた女

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  • 俺の住むマンションであった怖い体験

    10階建てのマンションでエレベーターがあるんだが
    このマンションいかんせん古いんだよ。

    エレベーターの中は薄暗いし
    廊下の電灯も薄暗い。

    エレベーターに乗って
    自分の住む9階に行くのにも気味が悪いときたもんだ。

    夜、仕事が終わってマンションに着いた

    いつもの様にエレベーターで9階へ。

    乗り込んで9のボタンを押し
    上へと登って行く。


    2階で止まったんで
    誰か乗るのかな?って思ったんだが
    誰も乗って来ない。

    しばらく待ってたんだが
    やがてドアが閉まり上へ登る。

    今度は4階で止まった。

    待つが誰も来ない。

    おかしいな?と思いながらも
    階段でも使ったんかな?と勝手に解釈。

    またも上に登る

    今度は8階で止まった・・・

    いい加減イラついて来たが
    ぶつけようが無いので
    9のボタンやら閉ボタンやら高速連打した。

    したんだけど・・・閉まらない

    開きっぱなしのドア。

    ポカーンとする俺。

    相当アホヅラだったかも。

    俺、ドアの目の前に立ってたんだけど、
    閉まるまで待ってやろうとか思って
    降りずに後ろの壁にもたれかかった。

    ふと横目に黒い髪が見えた。

    え?誰か乗って来たっけ???

    と恐る恐る右方向を見ると
    髪の長いスレンダーな女性が居た。

    その瞬間
    俺は全身の毛穴が痛くなる程鳥肌が立った。

    小綺麗な顔であるのに目が逝ってる・・・

    ヤバイと直感した俺は
    エレベーターから降りた。

    するとエレベーターのドアが閉まった。

    さすがにもう階段で帰るかと思い、
    階段を登る。

    少し小走りで上がって行った。

    階段を抜けると
    横がエレベーターになっているんだけど、
    9ボタンを押して居たせいか
    エレベーターは9階で止まっており、
    ドアは閉まっていた。

    ふとエレベーターのドアの窓に目をやると
    薄暗い中が見えた。

    瞬間俺は固まった。

    さっきの女がこっちを見ていた・・・

    窓の隙間から
    ジーーーっとこちらを見ていた。

    俺は\"それ\"から目が離せず居たのだが
    ふとエレベーターが下に向った。

    助かった・・・そう思った。

    あれは何だったんだろうと思いながら
    自分の部屋に帰り
    スーツのままなだれ込む様に
    ベッドに飛び込んだ。

    ふと気付く、
    時計を見ると夜中の3時。

    喉が渇いたので
    麦茶を片手にベランダへ。

    タバコを吸いながら
    ボケ~っと外を眺めていると
    ふいに目の前を何かが上から下へと通り過ぎた。

    またあの痛くなる程の鳥肌が立った。

    通り過ぎて行った瞬間
    俺はしっかりと目が合った。

    あの女と・・・・

    下を見るが何も無かった。

    ガタガタ震えながら
    今度は上を見るとまた通り過ぎて行った。

    そしてまた目が合う。

    固まる俺。

    動けずに居ると
    また通り過ぎて行く。

    何度も何度も目が合う内に
    俺の精神が崩壊して行くんじゃないかと思った。

    通り過ぎる瞬間
    あの女は何度も同じ事を言ってた。

    「好き・・・・好き・・・」

    と。

    そんなに飛び込むのが好きなら
    他所でやってくれ!!!

    後日談なんだけど
    次の日から熱が出ちゃったのね。

    38度後半位の熱にうなされて
    病院行くのもしんどかった

    寝てりゃ治ると思ったのが間違いで
    2日目は39度越してた。

    流石に友達に病院に連れてって貰ったんだが
    ただの風邪だと言われて安心してた。

    3日目になると40度まで上がってさ、
    流石に風邪じゃないんじゃね?と
    意識が朦朧としてる中
    大きな病院に行ったら即入院。

    扁桃炎らしく
    放っておいたら肺気腫で死ぬとこでしたね~
    なんて言われたよ。

    一週間程で退院出来て
    無事会社復帰した。

    会社復帰して初日、
    溜まりまくった仕事を片付け
    疲れ果てて帰路についたんだ。

    夜も23時を回った頃、
    自宅マンションに向かう道。

    道路に面しているんで
    それほど怖い道じゃないんだけど、
    誰かの視線を感じるなんてよくある話。

    見回しても誰か居る訳でも無いんだけど、
    一匹のわんわんぉが横道から出て来たのね。

    俺わんわんぉ大好きなんで
    ヨーシヨシヨシなんて
    一通り触って気付いたんだよ。

    首輪してるのね。

    あ、だからこんな人懐っこいんだぁとか思いながら

    「車に跳ねられるからお家に帰りな」

    なんて言ってるとそのわんわんぉ、
    道路のど真ん中でお座りしちゃったの。

    やばい車来たら危険だとか正義感出して
    わんわんぉ救出に向ったんだが、
    これがいけなかった。

    案の定原チャが猛スピードで
    俺を跳ね飛ばしちゃってさ。

    原チャの運転手も俺も吹き飛んじゃった。

    で、俺は痛い痛いなんて言いながらわんわんぉ見ると
    走って逃げるどころか俺のとこ来て
    ペロペロしてくれてるのね。

    何て可愛い奴だと。

    取り敢えず通りかかった車の運転手が通報余裕でしたと。

    俺鎖骨と肋骨骨折(´・ω・`)

    退院して一日で病院にとんぼ返りorz

    跳ねたのが車だったら
    わんわんぉ死んでたかも。

    原チャの兄ちゃんも無事だったらしく
    かすり傷程度だったそうだ。

    あの例の女のせいかどうかは分からんが
    退院した後お祓いに行こうと思う。

    あ、わんわんぉの事だけど心配ないよ!

    救急車来る時の騒ぎで
    わんわんぉのご主人様近所だったらしく
    駆け付けて来たんだよ。

    飼い犬は居ないし外はウルサイしで
    どうやらわんわんぉが跳ねられたんじゃなかろうかと心配して
    飛び出て来たそうだ。

    菓子折り持って
    ご主人様がお見舞いに来てくれた。

    ご主人様曰く、賢い犬らしく
    普段は絶対一人で出歩かないし
    道路に飛び出すなんて事もしないそうだ。

    俺が悪いのかな?

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