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爪先立ちの状態でスライドするように移動してたな

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  変な家: 1 (HOWLコミックス)

• 当時小学6年生で、
  その日は運動会があったんだ。
  
  んで運動会が終わって、
  しばらく家で話してて、
  夕方の7時くらいかな、
  祖母の家に家族で（家族って言っても俺と姉と母親）お祝いかなんかしに行った。
  
  その時何か異常に疲れてて、
  祖母の家に着いてすぐ、
  祖母の寝室の入り口で横になったんだ。
  
  
  
  
  説明が難しいんだけど、
  寝室から居間までが廊下で一直線になってて、
  その廊下に洗面所に入るドアと、
  物置になってる部屋に入るドアがあるんだ。
  
  んで寝室の入り口で寝てるから、
  首を右に向ければ廊下が見えて、
  その先に居間が見えるようになってたんだ。
  
  その時、疲れてたから寝室の電気は消したままにしてて、
  寝室から廊下に出てすぐにある蛍光灯だけ点けてた。（薄暗い状態）
  
  そんでちょっと目を瞑ってたんだけど、
  何か足音（トットットって感じの）がしたんで、
  親か姉が洗面所に手を洗いに来たのかな？って思って、
  首を右に向けて見たんだ。
  
  そしたら誰かが廊下の真ん中辺りから
  スーッと移動してきて洗面所に入っていくのが見えた。
  
  長いスカート穿いてたし、
  親かなって思って見てた。
  
  すると、すぐ後に親が洗面所に入っていった。
  
  その時、洗面所の電気を点けて入っていった。
  
  ん？何かおかしいなってその時思ったんだけど、
  そんなこと思ってる間に親は洗面所から出てきて、
  洗面所の電気を消していったのね。
  
  その時、俺の頭の中では、
  姉貴だったんかって思ってたんだけど、
  姉貴がいるなら電気消していかないだろって思って、
  居間に確認しに行った。
  
  すると姉貴も親もいて、
  普通にテレビみて笑ってた。
  
  それじゃあさっきのは誰？って思ったときに、
  よーく思い出してみたら、
  さっき親と見間違えたヤツは、
  爪先立ちの状態でスライドするように移動してたなって・・・
  
  それに身長だって、
  天井まで2mはないと届かないはずなのに、
  ヤツは天井に頭が擦れる感じだったなって・・・
  
  それに気付いたとき全身の毛が逆立ったよorz
  

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