怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
強い姉
お気に入り
1439
54
0
中編3分
Audibleが1ヶ月無料キャンペーン中!
Audibleならホラー小説やミステリー小説をプロ声優が朗読してくれます。Audibleのおかげで通勤や待ち合わせなど退屈な時間が楽しみになりました。詳細はこちら
コピー
「強い姉」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
中学校の時、先生に聞いた話です。幼い2人の姉妹が家で留守番していました。両親は夜にならないと帰ってきません。暇をもてあましていた姉は、家でかくれんぼをする事を思いつきました。ジャンケンで負けた姉が鬼になり、妹は姉が数え始めると、一目散に姉のいる2階から1階へ降りていきました。そして押入れに隠れました。やがて2階から、「数えたよ。今からみつけるからね」と言う姉の声がし、1階に降りてくる足音が聞こえました。 おそらく、妹が階段を降りる音を聞いていたのでしょう。それから、いろんなところを開けては閉める音が聞こえてきました。妹は見つからない自信がありました。押入れの奥に隠れて小さくなっていれば、例え押入れを開けられても、中を良く探さないと見つかりっこありません。そしてしばらく時間がたち、妹が暗い押入れの中でウトウトし始めたとき、「あっ。みーつけた!」と言う姉の声が聞こえました。そんな馬鹿なことはありません。押し入れすらまだ開けられていないのですから。多分これは姉の作戦で、見つけたことを聞こえるように言えば、見つかったと思って顔を出す。それを狙っていると妹は思いました。そのままじっと押入れの奥で隠れていると、外から姉の声が聞こえてきました。「見つけた。出てきなさい」「はやく出てきなさい」姉の声は最初は穏やかでしたが、だんだんと妹をだそうとやっきになっているのか、声が荒々しくなってきました。「はやく出てきなさいよ」「いいかげんにしないと怒るわよ」「はやく出なさい!!」そのうち壁を叩くような音も聞こえてきました。妹は姉が自分を見つけれずに怒り出したと思って怖くなり、しょうがなく押し入れからこっそり出ることにしました。姉は洋服のクローゼットの前で立っています。そこで妹が見たものは、クローゼットの中から出ている『白い小さい手』を、必死になって引っ張っている姉の姿でした。妹が叫び声をあげて、それに姉が気づくと、小さい手はクローゼットの中に引っ込んだそうです。夜に帰ってきた両親に泣きながら話をしましたが、信じてもらえませんでした。その後。2度とその小さい手を見ることはなかったそうです。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
この話は怖かったですか?
怖かった54
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
いま話題のホラー漫画
憑きそい (扶桑社コミックス)
コワい話は≠くだけで。 1 (BRIDGE COMICS)
僕が死ぬだけの百物語(1) (サンデーうぇぶりコミックス)
禍話 SNSで伝播する令和怪談
ゾゾゾ変 (1) 【電子限定カラーイラスト収録&電子限定おまけ付き】 (バーズコミックス)
さるまね 1巻【特典イラスト付き】 (ゼノンコミックス)
前の話:【じわ怖】置いて行かないで
次の話:【じわ怖】最も古い記憶
怖い話 No.5131
【じわ怖】夏の音
870
22
短編2分
怖い話 No.12517
【じわ怖】部屋に入った瞬間イヤ~な空気がした
1093
13
短編1分
怖い話 No.4695
【じわ怖】熱狂的なファンでした
1826
27
怖い話 No.5640
【じわ怖】渋谷の某病院
1454
35
怖い話 No.5406
【じわ怖】実の父親からの電話
1647
25
怖い話 No.21897
【じわ怖】変な落とし物
1449
21
長編6分
怖い話 No.13622
【じわ怖】五輪塔
1297
34
怖い話 No.13107
【じわ怖】初心者の登山
1199
45
長編8分
怖い話 No.4595
【じわ怖】友達に電話する
1573
37
怖い話 No.4398
【じわ怖】拳精
1698
39
中編4分
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着じわ怖
S奈のお父さん
カーナビの示した位置
ベランダに女の影
国産うなぎ
マンションの屋上
占い師
窓に立つ男
幽霊の正体
自殺頭痛
友達からの葉書
医学は万能じゃない
嫁の日記を読んだ
新着コメント
牛の墓
不思議
まんじゅうのせい
調理中
中年男性との交流
終わらない夢
取り囲まれた家
サキちゃん