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助かった四人

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  ゾゾゾ変 (1) 【電子限定おまけ付き】 (バーズコミックス)

• A「大学の卒業祝いに旅行に行こうぜ」
  B「いいね！じゃあ4人で行こうか！」
  C「でも、何処に行く？」
  D「じゃあ、スキーに行こうぜ！」
  B「いいねぇ～」
  A「じゃあ、スキーに決定！」
  ある日、大学を卒業した4人組がスキー旅行にいきました。
  4人は子供のように遊びました。
  しかし、楽しい旅行とはいきませんでした。
  雪山で4人が遊んでいるところでした。
  B「なんか、変な音しない？」
  B君が妙な音に気付き、後ろを振り返りました。
  B「雪崩だ」
  4人は逃げる余裕もなく雪崩にのまれました。
  C「皆、大丈夫？」
  幸いにも皆無事でした。
  もう、外は真っ暗でした。
  A「あそこに小屋がある！」
  A君は小さな小屋を見つけました。
  4人は小屋の中に入りました。
  小屋の中には誰も居ません、電気も付きませんでした。
  何があるか解らないので、4人は朝まで起きてる事にしました。
  小屋は四角形だったので、4人はそれぞれ角に一人ずつ座ることにしました。
  4人は寝ないように、一人ずつ起こしてく事にしました。
  A君はB君の所まで壁を伝って歩いていきました。
  A「おいB、起きてるか？」
  B「起きてるよ」
  A君はB君の所に座り、次はB君がCさんを起こしに行きました。
  B「C起きてる？」
  C「うん」
  CさんはDさんをDさんはA君をというように、暗いので壁を伝ってしか歩けないけど、4人は諦めずに続けました。
  そして、とうとう朝が来ました。
  4人は泣きながら喜び合いました。
  助けにきたヘリコプターの中でCさんが妙な事を言いました。
  C「何か、おかしくない？」
  Cさんは一体何に気付いたのでしょう？

  助かった四人の解説
  
  
  部屋が四角形であれば
  4人ではなく、
  5人いないと成り立たない。
  よくあるスクエアの話。
  ただ、この話、
  雪崩に巻き込まれても全員無事だったことを考えると、
  強い守護霊みたいなのがついていて、
  その守護霊に守られる形で
  もう一人として表れたのではないか？
  なんて思ってしまう。
  そう考えると
  怖いというよりも
  ほっこりするかも。

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